文章が下手でも本を書けるようになる!
昨日、飲んだ人で僕と同い年の人がいました。
初めてその人とは会ったんですけど、ちょっと盛り上がったんですね。
僕の就職活動の話で。
何で就職活動の話をしたかと言うと、その人が「本を書くなんてすごい!! 私なんて作文用紙1枚書くのさえ汗がダラダラ出てしまう」と言っていたのです。
実は僕もおんなじなんです!
いや、もっと酷かったかもしれない。
それをその人に教えてあげようとその話をしたのです。
せっかくなので、みなさんにもお話ししますね。
どれくらい酷かったか...。
ちょっと恥かしいですが、でもちょい久々の更新なので頑張って書きます。
(ちょっと長くなるかもしれません)
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ぎょえーっ。やばいと思いました。
僕がまだ学生で就職活動していたときのこと。
そのとき、ある企業の就職試験を受けていたんですね。
発表されていた試験項目になかったにもかかわらず、2次試験の当日になって、今から急に「小論文」を実施するというんです。
僕は文章を書くのがとても苦手。
だから、採用試験に小論文が入っている企業は当然ながら受けていませんでした。
しかし、この企業はいきなり始めるという。
お題は『あなたが100万円あったら何に使いますか?』。
比較的書きやすい内容でちょっと安心しましたが、条件は作文用紙5枚以内。
うっ...そんなに書いたことがない...
書けないよーっと思いながらも、僕は「彼女と伊豆へ旅行に行って、いつもよりちょっと贅沢な旅館に~~」と書き始めました。
今考えてみても、就職試験にこの内容...
相当やばいですよねー(笑)。
でも、この内容で書いていったにもかかわらず、作文用紙の2枚目半くらいで書き終わってしまったのです。
しかも、1行飛ばしで書いているにもかかわらず。。。
作文用紙、1行飛ばしですよ!!
なかなかこんな奴はいないでしょ?(笑)
文章を子供の頃から書くのが、本当に本当に苦手だったのです。
仕方がないので僕は、「これ以上書けませんので、自己PRや志望動機を書きます。私は~」と書いていきました。
その後は「何で試験項目に小論文がなかったにもかかわらず、当日になってやるんですか?」など文句タラタラ。
そして、「何で周りの人たちはこんなに書けるのだろう....」とまで書きました(笑)。
今、考えますとお恥かしい限りです(汗)。
かなりバカな学生ですよね(笑)。
しかし、こんなこと書いているうちに5枚目の作文用紙まで来たのです。
そこで、僕はこう書きました。
「でも、こう書いていると結構書けるものですねー」と(笑)。
1行飛ばしで書いているにもかかわらず!!
最後にもう1度志望動機を真剣に書き、最後に「御社が本当に人物重視であるならば、次の面接に通して下さい!! きっと後悔はさせませんから」と熱く書いたのです。
僕が受けたのは、今から10年くらい前。
思いっきり、就職氷河期のとき。
しかも、あまり規模は大きくありませんでしたが上場までしている企業でした。
さすがにあの内容では無理だろうと、すっかり諦めていたのですが...
なんと! 通ってしまいました!!
あっ...あの小論文でですよ!
次ぎの役員面接では、面接室に入ったとたん、
「君か森下君は...本当に文章下手だね。というより、下手以前の問題かな?」
と笑いながら言われてしまいましたよ。
僕もそれを言われて思わず返してしまいましたが。
「よく通しましたね」ってね(笑)。
しかも、最終的には内定まで頂けてしまったのです!
(悩んだ末、残念ながらその企業には行きませんでしたが)
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本当にこれくらい、僕は文章が苦手だったのです。やばかったのです。
それでもこうして本を書けるようになった。
結局、自分の考え方次第なんですよねー。
このことは僕の本を読んで頂ければわかるかと思います。
それともうひとつ。
自分の苦手なこと、自分が不得意なことでも、たとえ他の人より上手くなくても、あきらめずに最後までやり通し、自分の熱い思いを伝えれば、いい結果が得られるということです。
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