93.8%の人が接客でお店を選ぶ! だから...
最近、残念なことに接客のよくないお店をよく見かけます。
あなたのお店は大丈夫でしょうか?
ちゃんと全スタッフがお客さんに向いてますか?
ちゃんとお客さんに笑顔やあいさつをしていますか?
ちゃんとお客さんを楽しませたり、喜ばせたりしていますか?
ちゃんとお客さんのためを思った接客をしていますか?
いいですか!
お客さんがそのお店を良いと思うのは、ほとんどすべてと言っていい程、そこで働いている人たちの接客対応ですよ!!
その証拠に2004年10月の新聞記事によると、実に93.8%の人が「接客マナーの良さでお店を選ぶ」と回答しています。
商品や価格や立地じゃないんですよ!!
それ以上に接客マナーによって、お客さんはお店を選ぶと言っているんです。
あなただったら、”味が良いけど接客の悪いレストラン”と、”味は普通だけど接客が良いレストラン”だったらどっちに食べに行きますでしょうか?
恐らく、”味は普通だけど接客が良いレストラン”に選ぶのではないでしょうか?
商品が悪いのは問題です。
だけど、商品が普通以上であれば、あとは接客レベルの高さの問題なのです。
商品だけで勝負出来るのは、商品の良さがあなたの店でしか手に入らないなど圧倒的な強さを誇っている場合だけです。
医者だってマスコミで報道されたり、口コミで評判になるほど圧倒的に腕が良ければ、愛想がいくら悪くたって「あの医者は腕がいいから・・・」と言われ繁盛します。
ただちょっと腕が良いくらいでは、愛想が悪いとあちこちに病院がある今、患者(お客さん)は「あの医者はダメだ」とすぐに離れていってしまいます。
たとえ腕が普通だって、一人一人の患者(お客さん)に丁寧に接し、その患者のためを思った診察をしてあげれば、「あの医者は腕がいい」とその病院に通うようになってくれるのです。
だって、医者の腕なんてそうとう有名ではないかぎり、いいか悪いかなんて判断できないですよねー。
だから今、競争の特に厳しい歯医者さんでは接客に力を入れているところが多いのです。
(僕の接客本を全スタッフ分買って読ませている歯医者さんも、僕が知る限り3つもあるくらいです!)
ダメなお店ほど、「ウチは商品が悪いから...」「立地が悪いから...」「母体の集客が低いから...」「ウチは価格が高いから...」などよく言っていますが、もうそんなこと言うのはやめにして、接客を強めましょうよ!
もうすぐ夏休みが始まります。そして、多くのサービス業や小売業の書き入れ時でもあるお盆期間がやって来ます。
それまでに、もう一度自分のお店の接客を見直してみましょう!
もちろん、僕の本を読んでくれているあなたは大丈夫かと思います。しかし、他のスタッフはどうでしょうか?
いくらあなたがどんなにいい接客をしても、他の人が冴えない接客をしていたら、他の人にあたった人たちはあなたのお店に対して決していい印象を受けないでしょう。
もしかしたら、もう来てくれなくなってしまうかもしれません。
あなたは本当にそんなことでいいのでしょうか?
さぁ、あなたが中心となって変えて行きましょう!!
接客で一番大切なことは、「お客さんのことを心から楽しませよう、喜ばせようとする気持ちなんだ!」と教えてあげましょう!
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