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2006年9月 3日 (日)

飲酒運転は絶対に撲滅しよう!

「酒は飲んでいたが、これぐらいの酒の量なら、ちゃんと運転できると思っていた」

先月25日に福岡市東区の「海の中道大橋」で一家5人の乗ったRV車が飲酒運転の車に追突されて、海に転落。両親は軽症で済んだが、3人の幼児は水死してしまったという大変痛ましい事故。
その事故の22才の容疑者がこう供述しているという。

なんと腹立たしい供述であろう!!
この男の身勝手な行動によって、これから楽しい人生がいっぱい待っていた3人の幼い子供たちの命が奪われたのです。
大切な子供を一度に奪われた両親の悲しみは計り知れないでしょう。
母親は我が子を助けようと何度も何度も暗い海に潜り、父親は幼い二人を抱き、必死に立ち泳ぎをしながらひたすら救助を待ったといいます。
このことを考えただけでも胸が詰まります。
実は事故の4日後にこの橋を通ったのですが、事故現場を見て、両親の悲しさや苦しさ、無念さを考えたら涙がものすごく出てきました。

飲酒運転をする人は、みな「これぐらいの量だから、大丈夫...」「ちょっとの距離だから大丈夫...」と言います。
しかし、そのちょっとした気の緩みが大惨事を呼びます。
酒に酔った人が運転する車は、走る凶器になるのです。

容疑者は福岡市の職員。
福岡市職員による飲酒運転は、昨年から5人が停職になるなど後が絶ちません。
この事故を起こす2日前にも、福岡市は飲酒運転を行わないよう徹底するメールを全職員に送っていたそうです。
それでもこういった事故が起きてしまった。

あなたのお店は大丈夫でしょうか?

あなたの会社は大丈夫でしょうか?

あなたのお店のスタッフ、たとえアルバイトであってもこのような事故があったら取り返しのつかないことになります。
そして、あなたのお店は間違いなく潰れます。
あなたの会社だってどうなるかわかりません。
大企業でない限りは、恐らく潰れるでしょう。

あなたのお店では、「飲酒運転は絶対ダメだ!」という話し、「飲酒運転の怖さや恐ろしさ」「飲酒運転をした場合は厳罰に処す」ということを伝えていますか?

特に若い人は、飲酒運転に関しての怖さ、恐ろしさをわかっていないような気がします。
この事故の容疑者も22才の若者でした。同乗者は19才だったそうです。
きっとあなたのお店にもわかってない人は多いと思いますよ。

今日からすぐに、あなたのお店で飲酒運転撲滅をしましょう!
被害者家族だけでなく、加害者家族の未来まで奪ってしまうこと。
「これぐらいの酒の量なら、ちゃんと運転できると思っていた」としたちょっとした気持ちが自分の将来を台無しにしてしまうこと。
自分の働いているお店や会社が潰れてしまうかもしれないということ。
友人や仕事仲間にも多大な迷惑をかけてしまうということ。
...などを、しっかり伝えましょう。
朝礼のときでも、終礼のときでも何度でもしっかり伝えましょう。

そして、飲酒運転がわかった際は厳重に処罰するべきです。
僕から言わせてもらえば、たとえちょっとの量でも飲酒をして運転したという話しを聞いたら、もちろん事実を確認しなければいけませんが解雇するべきだと思います。
車で来ていることを知っているのに、飲ませた人も同様です。
ちょっとだから、と許してはいけません。
そういった人は必ずまたやりますから。
また、飲酒には特に厳しいという姿勢を見せなければいけません。

今日もニュースを見ていたら僕が知っているだけで3件も飲酒事故がありました。
この前、あんなに悲しい事故があったばかりなのに・・・。

飲酒運転は絶対に撲滅しなければなりません!

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