お客さん、商品、会社(お店)の悪口は絶対言わない!
すごい当たり前のことですが、
お客さんのことを悪く言うのはやめましょう!
でも、平気で悪口を言ったり、バカにしている人がいます。これって、一番最悪ですよ。だって、お客さんが払ってくれたお金(売上)で、あなたは生活できているのですから。それに、バカにした態度はお客さんの前でもあらわれてしまいます。
たとえば、あなたがよく来てくれるお客さんのことを、「○○さんって、たくさん買ってくれるんだけど、スゲーうざいんだよねー! あのトシで独身なのもわかるよ」と言ったとします。あなたは軽い気持ちで言っていたとしても、○○さんがお店に来たとき、「あっ、この前言っていたうざい人だ」ってその話を聞いていた人は思ってしまうでしょう。そういうバカにした態度は相手にもなんとなく伝わりますよ。
同僚がバカにしている上司と話しているときって、言葉や態度になんとなくバカにしている感じが出ているでしょ? あれと同じです。
それから、自分の会社やお店、自分の売っている商品の悪口もやめましょう。
気持ちはわかりますよ。そりゃ働いていれば、おかしいところ、直さなければいけないところ、どうしても納得がいかないこところ、その会社の弱点とか、いろいろ出てくると思います。
しかしね、そう思うのでしたら、上司とか上層部に提案するべきです。
だいたい横のつながりでは、絶対に問題は解決できませんよ。
単なる不平、不満、グチになるだけです。
もしかしたら、提案したのに「上は聞いてくれなかった」と言うかもしれません。
本当に会社、お店のためを思うのなら、何度も言いに行ったり、または言い回しを変えたり、違う視点からせめたりと、しっかり説得すべきです。どうしても直属の上司に言ってダメなら、その上の上位者に提案してもいいでしょうしね。
しかも、それを部下や後輩に言うのはもっと最悪です!
あなたは会社の問題点がわかっている、カッコいい先輩社員のつもりかもしれません。しかし、それを聞いている人たちはウンザリです。悪口ばかり聞かされていたら、あなたのかわいい部下や後輩は自分の会社がどんどん嫌いになってしまいます。会社や商品に対する愛着が薄れていくのです。それに比例して、彼らの成績は悪くなる一方でしょう。
あなたの影響力って、きっと自分で思っている以上に大きいんですよ。
部下や後輩が会社やお店、商品の悪口を言っていたら、別の見方や考え方を教えてあげられるくらいになって欲しいものです。
「でもね、オレはウチの会社すごい好きだなー。こんなところはすごい素晴らしいし。なんだかんだ言っても、こんないい会社はないと思う」
と逆にほめるくらいにね。
部下や後輩はそんなあなたの言葉を聞いて、会社に対する想いが強くなったり、働くのが楽しくなるのです。会社の悪口を言っている人より、いいところを教えてくれる人の方がずっと尊敬できますしね。
それに、「自分はダメな会社で働いている」と思っていたら、潜在意識もどんどん自分がダメな奴だって思えてきますよ。だって、入社した理由はどうあれ、今の会社を選んだのはあなた自身なのですから。
悪口を言ってスッキリしたつもりでも、結局、自分にダメージを与えてしまっているのです。
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