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2009年9月25日 (金)

49日

昨日は、日付的には一昨日ですが、実の父の49日法要でした。

8月8日に父が亡くなってからというもの、親子の愛情というものを非常に考えさせられました。

実は昨日、父の実家であった長津田の家に行きました。
一時期、祖母に預けられていて、居間の感じとか、庭から見える景色とかは覚えていたのですが、まさか自分がもう一度その場所に行くとは夢にも思いませんでした。
もう建替えてあって、新しい家にはなっているのですが、祖母と話しながら、なんともいえない想いがこみ上げてきました。

葬儀などで、親戚と三十数年ぶりに再会したのですが、みんな僕のことを心から受け入れてくれ、それからというもの、感謝してもしきれないほど親切にしてくれました。

父が亡くなり、「もっとこうしておけばよかった」「なぜ、こうしなかったんだろう」と後悔は残りますが、伯父さんや伯母さん、そして祖母に会わせてくれたのは、父が残した最大の財産です。

すごく月並みな言い方だけど、人の命はずっと続くものではない。
人は、近ければ近い関係ほど、優しくなれなかったり、素直になれなかったりする。
でも、失ってからでは遅い。

もし、少しでも、
「もっと、素直になろう」
「ちゃんと感謝を伝えよう!」
「今度から、イライラするのはやめよう!」
「もう冷たい返事をするのはやめよう」
と思うなら、今から変わってもいいのではないだろうか。

また、もしあなたの親が離婚し、それからずっと会ってなかったとしても、もし親に会いたいと少しでも思うのなら、会いに行ったほうがいいと思う。
恥ずかしさとか、憎しみとか、もしかしたら「あっちに迷惑がかかるんじゃないかな?」という気遣いもあるかと思うが、そんなことはとりあえず置いといて、会いに行ったほうがいいと思う。
親子は切っても切れるものではない!
僕はここ数年は何回か父と会っていたのだが、会って本当によかったと思っています。

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