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2013年2月27日 (水)

苦手な質問には…

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まだ講演をはじめたばかりの頃は、
恥ずかしながら、質問がとても苦手でした。

自分より年上のベテランが
難しい質問をしてきたり、

なかには僕を困らせようとする質問も
ありました。

サラリーマンだった頃、
偉い人や尊敬する人にいきなり質問され、

頭が真っ白になって
答えられなかったということがあり、

「それがまた繰り返されるのではないか?」 
という不安があったり、

「講師としてちゃんと見られなければいけない」
「ここは先生としてしっかり答えられないと恥ずかしいぞ!」

など自分を必要以上に高く見せよう
としていたのがあったからだったのでしょう。

講師としては、本当に冴えなかったのですが。。。


ずっと忘れられないのが、

講演時に嫌な質問があったとき、
反射的に後ろに一歩下がってしまったことです。

心が「マズイ!」と表示していたのです。

(人が話すのを見る立場になってからは、
こういった光景をよく見るのですが、
あなたも気をつけてくださいね!)

このとき、
「ヤバい、後ろに下がったの、バレてないよなー」
と相手の質問に対する回答よりも、

自分をつくろうことばかり考えていたと思います。

その夜は自己嫌悪でまったく眠れなかったのですが…。


でも、あるとき、嫌な質問が出たとき、
反射的に後ろに下がりそうになったんですが、

「これは、またマズイぞ!!」

と身体が下がりかけたのを止めようとしたら、

一歩前に出ちゃったんです!


すると不思議と・・・

自分の中から、
相手に対して最適な回答が出てくる。出てくる。

なんか、自分でもよくわかんないけど、
出てきたんです。

たった一歩、前に足を出しただけなのに、
まったく世界が変わったのです。


ちょっと大げさじみてるかもしれないけど、
当時の僕の中では本当にそのぐらいの出来事だったんです。

だけど、それから、
苦手な質問などはもちろんこと、

人前に出てブルッと来たときでも、
あえて一歩前に出るようにしました。

緊張して手足が震えたり、
場の雰囲気にのまれそうになったら、

演台の後ろから横に移動して、
一歩前に出るのです。

すると緊張度合いが下がってくる。
よく聴衆者たちの顔も見えるようになる。


なぜ、一歩前に出ると、
質問の最適な回答が出てきたり、
緊張度合いが下がってくるのかの
説明はここではしませんが、

緊張したとき、
ヤバイと思ったとき、
嫌な質問があったとき、
恐怖や不安で後ろに下がりそうなとき、

勇気を振り絞って、
一歩前に足を踏み出してみるといいでしょう。

面接ならイスを少し前に出してみたらいい。
会議の席で座っていたら、前のめりになればいい。
異性と話す人が苦手なら、少し距離を近づけてみればいい。

頭で考えるとそのような状況のとき、
一歩前に出るなんて難しそうですが、

そんな難しいことではありません。

だって、「ヤバい!」と思ったら、
一歩前に足を出すだけですから。

あなたも見る世界が変わるかもしれませんよ。


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